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こびと家は、個顔屋にご来店する方々からのご要望をきっかけに、親が子どもの現状に気づくための視点をサポートすることを目的としてはじめた場所です。

元々は、自身の息子との間で起こる体験とどう向き合っていくかを「観る」ために行っていたものだったので。同じ意識で親子の間にある課題を昇華していこうとする大人の方が増えるなら、命の学びを積み上げていく段階にある子ども達が生きやすい道を創ることにも繋がるんじゃないかという気持ちで、個顔屋の裏サロンとしての活動を続けてきました。

しかし、こびと家という名が1人歩きするかのように。子どもと自分との間にある課題を観るためではなく、子どもの現状をどうにかして欲しいという依頼が増えるようになり。

子どもの意識を整理し続けても、大人側が目の前の現状を自分ごととして観る感覚が身についていないと、いくら必要とされた気づきをお渡ししても意味を成さないような結果が続くことに無力感を感じるようになり。しばらく、子どものセッションのあり方を見直す時期が続いていました。

そんな中で、ふと気づいたのは、【こびと家】も【個顔屋】も、〝生きずらさを抱えていた自分〟の、あったらいいなを現実化した場所だったということでした。

【こびと家】では、大人が正解とした道でしか存在できない世界の中で、あるはずの痛みが無かったこととして見過ごされてきた〝子どもの生きずらさ〟を。【個顔屋】では、その連鎖によって、身動きが取れなくなった〝大人の生きずらさ〟を。

親と子の間で起こる体験は、親である大人側が目の前の今をどう捉えて関わるかで変わるため、大人の「観」を磨く【個顔屋】の存在が必要で。その磨きを経た大人が子どもの今をどう捉えて関わるかという視点を持つために【こびと家】の存在が必要だったこと。

その流れが見えた時、【個顔屋】は【こびと家】を成立させるために創ってきた場所だったんだなと。大人の自分と子どもの自分が成したかった想いが点と点が繋がったんですよね。

それが腑に落ちたことで、こびと家のご依頼条件を「大人側が個顔屋を1年以内に利用している方」「大人側が子どもと向き合うためのセッションであることを理解している方」にしようと決め。親子の縁を癒すための場所として、より認識してもらえるようなカタチにしています。

子どもの意識を整えるという意味の本質が、大人と子どもの共同作業によって行われることが前提であることを感じられる場として、再認識していただけるようになればと思います。ここからまたよろしくお願い致します。

ちなみに、なぜ「こびと」という字を使っているのかがわかると、さらに「こびと家」の意図が伝わるかと思います。興味ある方は読んでみてくださいね^^

こびと家のコンセプト>>>


親子の縁の癒し処「こびと家」

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