「個環こだま−解説書−」は施術で整理した體の歴史を振り返ることで、過去の自分から送り出された今に目を向け、次の自分に意識を向ける時間を持てるようにするためのものです。
振り返る作業は大事ですが、振り返る時に使われるエネルギーは進む時よりも多くのエネルギーを消耗します。そのため、振り返りの後押しは個顔屋に任せ、その人にしかできない、「腑に落として進む」ことに専念できるようにと、おつくりさせていただいています。
受け取った情報を読み返すタイミングや眺め方によって、送り出される現実が変わるため。〝どんな時に個環を活用するといいか〟についてまとめました。個環を使って追い風を起こすための参考にしていただければと思います。
施術後に受け取った「個環」を
読み返すタイミングと眺め方について
読み返しのタイミング ①感情が揺さぶられている時
施術を受けた後の體は、向かう方向を定めた状態になっています。しかし、置かれた環境や積み重ねてきた思考が強い場合、変わろうとしている現実に抵抗し、自分の気持ちがわからなくなったり、感情の波に翻弄されることがあります。
そのタイミングで個環を読みかえすと、感情の流れが整い、進む方向を定め直すことができるので。感情の抵抗によって停滞する時間が減り、定めた方向を維持しながら進んでいくことができます。

【読み返す時の解説書の眺め方】
①当日のお悩み :現状の把握 読み返している時の自分の現状を施術を受ける前の現状と見比べることで、現在地を確認し直す。
②当日に選んだ精油 :精油によって導かれたこと どこに道を通されたのか再確認する。
③體からの語り :整理した體の歴史の要約 體が手放した情報と受け取った構造を再確認する。
④着地点の解説 :體の着地点 受け取った意識を再確認する。
⑤最善とされた取り組み :次の計画に押し出すための体験 次の課題に意識を向けた体験に取り組むことで、目の前の課題を完了へと送り出す。
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読み返すタイミング ②向かう方向はわかっているのに〝できない〟と感じる時
「語り」では、施術中にクライアントさんの見えない領域との対話によって受け取った内容の一部を記載しています。「なぜこの体験が必要だったのか」という見えない領域からの意図がわかると、目の前で起きていることの全てを「自分ごと」として感じることができるようになり、現実と向き合う勇気が養われていくからです。
どの方向に向かえばいいかが〝わかったはずなのにできない〟と感じたタイミングで、個環の語りを読み返すと、繋がりによって導かれた現実が、〝頭でわかった状態〟から「腑に落とすことができた状態」へと送り出せるようになり、「自分ごと」として目の前の現実を処理できるようになります。

【読み返す時の解説書の眺め方】
①テーマ :解消したい課題 現実の歪みを把握することで、目を向ける必要があった課題に気づく。
②語り :見えない領域の意図 停滞した現実の因果関係に気づくことで、目の前の体験の意図を腑に落とす。
③解消した回路 :昇華につないだ意識 昇華した意識と、構築した意識を再確認する。
④次回のフォロー目安 :解消したい課題の続き 必要とされたフォロー時期に意識を向けることで、解消したい課題を動かすための循環を起こす。
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悩みとしていたことに対して、感情の揺さぶりがおこらなくなり、腑に落とすことができないと感じなくなった時が、個環のお役目が終わった時です。
お役目を終えた個環は、
・「自己信頼」を確認するために使う
進み続けてきた自分への信頼を確認するためのものとしてしばらく保管しておく
・「断つ力」をつけるために使う
役目を終えた古い自分と共に昇華する(燃えるごみへ)
どちらがしっくりくるか、その時のご自身の感覚で判断してみてください。次の道を受け取るための肚(ハラ)が定まり、自分の人生を歩く覚悟が養われていきます。
個環を受け取っておいた方がいい時 ☑︎わかったけど腑に落とすための時間がもう少し必要だと感じた時 ☑︎見えない領域との繋がりを深く感じたい時
※個環は、その方の道で築かれてきたことを整理して、何を手放し、どこに向かうかを記すものです。そのため、その方が自分以外の道を築こうとしていることに気づきを持つことが最善とされたセッションであった場合、作成することができないことがあります。ご了承ください。
※個環の作成依頼は、「施術を受けた日の翌日まで」とさせていただいています。
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「個環(こだま)-解説書-」のご依頼方法について
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