「方向性」を左右する大人の「観」
こびと家のご依頼方法をリニューアルしてから早2週間が経とうとしてますが。
このシステムでセッションを組むということがどういうことなのかを体験しなさいと言わんばかりに。春休み中、息子との関係性が爆荒れで。
大人側が、目の前の子ども側の「何に気づいている状態で」接するか。
やっぱこれが、こびと家のセッションの本質だよなと。
お陰さまで。
親から子にセッションをつなぐ意味を、改めて落としこめるような時間になりました。
意識(エネルギー)は大きい方から小さい方へ流れていく性質があるので。
子よりも多くの時間を積み重ねてきた大人の意識が重くて精査されてない状態でいると、どれだけ子の見ている世界を整理しても、またそこに大人側が見ている世界が流れこむため。「いつまでも変わらない現実」がお互いの気を消耗させてしまいます。
なので、しんどい。疲れた。いつまで続くのこれ。と、エネルギー消耗サインに気づいた時ほど。急がば回れ。
自分が見ている世界を整えて。目の前の相手との今を昇華するための「共通の鍵」は何なのかを、一緒に見つけて完了させていくことにエネルギーを注いでいこうとしていくと。次第に、お互いの場が、エネルギーを奪い合う場から、エネルギーを生み出す場へと変わっていき。本来の意図が循環していくようになります。
子どもは「パワー」で大人に気づきを流し込み。
大人は「意識」で子どもに気づきを流し込む。
子どもと大人の質の役割分担がわかると、目の前のトラブルは、「何に気づかせたかったのか」を探すためのチーム戦でしかなくなるので。
感情アラーム全開な息子にワサワサイライライラしながらも。戦略を練る側の大人の役割、ちゃんとやります宣言で内観し。
自分が手にしているものをみて。
相手が手にしているものを見て。
どこに向かうために、今、何をするか。
その着地点がきまったら。
方向性を定めて話をする。
セッションはそのための戦略を練るためのサポートみたいな感じですね。
個の歩みの中で磨いて得てきた「自分だけの正しさ」を軸にして、子ども達を眺められる視野を大人側が磨いていけるように。
「こびと家」でやりたいことへの想い、再確認でした。
【お知らせ】 4月1日〜5月2日まで。晴明祭の循環とコラボした、血縁の基盤を整える応援月間を開催してます。 親子の循環に風通しが必要だと感じた際にご活用ください。 |
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